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ターナーからモネへ 静岡市美術館

家族に頂いたチケットで、家族と行ってきました。ありがたいことです。

静岡市美術館の良いところは、まず、駅から近くてアクセスが良いこと、そして、新しくて綺麗なところですね。展示も駅チカのロケーションを考慮されていると思いますが、多くの人に受け入れられそうで、かつお洒落な感じがする良い展示がされていると思います。

今回は、ターナーからモネという、日本人にも人気のある印象派(モネ)と、その前身のロマン主義ターナー)の展示です。

個人的に懐かしく感じたのは、言わば歴史的にはターナーとモネの間に位置するブーダン。フランスはノルマンディに拠点を置き、モネにも影響を与えたとされる画家です。ノルマンディは出張で何度か訪ねましたが、本当に美しい所でした。現地を訪れると、ノルマンディを舞台とした印象派の絵画がどれも美しいのも当然のことと思ってしまいます。

オンフルールのブーダン美術館は、ブーダンの作品だけを集めた、こじんまりとした素敵な美術館でした。オンフルールや、Deauville, Trouvilleといったブーダンの作品の舞台となった場所はアクセス良いとは言い難く、正直、私などは仕事でもない限りはレンタカーで行くのも億劫と思ってしまいますが、仕事にかこつけた形でも、行っておいてよかったと思える場所です。もちろん、レンタカーの他、観光バスなどでも良いと思います。電車は多分、時刻に十分な下調べが必要ですね。

http://www.ot-honfleur.fr/decouvrir-honfleur/lart-et-les-musees/le-musee-eugene-boudin/

「ターナーからモネへ」|静岡市美術館